ノートに想いを書き連ねた憧れの住まいが現実のものに。
理想と暮らしやすさを兼ね備えた自慢の我が家。Tさん家族の家づくりレポートです。
プランナー、一級建築士:今枝 悦子
居心地の良さ
肌で感じる安心感
賀真田工務店さんで家を建てることになったのは両親からの勧めがあったからでした。両親は、自分たちよりも先に、賀真田工務店さんで家を建てていて、その出来栄えに大満足していたこともあり「家を建てるなら絶対、賀真田工務店さんがいいよ」って勧めてもらいました。そういった両親の強い勧めがあったのは事実ですが、自分たちにも是非お願いしたい気持ちはありました。
両親が家を建てた当時、新しい家にしょっちゅう家族で遊びに行っていたのですが、家に上がる度に家の作りの良さをひしひしと感じていたからです。特に気に入っていたのが、冬場の家の暖かさです。
私達が当時住んでいた家と比べるとその差は歴然で、建物としての違いはあるだろうけど、家の作りの良さなのだろうなと… 材質などの専門的な話はわかりませんでしたが、なんとなく肌で感じていました。
【右写真】遊び心のある蝶の形をした蛇口のハンドル
先ずは情報収集、
自分たちの理想を追い求めました
家を建てることが決まってからは、積極的に情報収集するようになりました。ハウスメーカーの展示場に足を運んでみたり、兄夫婦が住んでいるマンションに遊びに行って内装の材質など詳しく見せてもらったり、自分が気に入ったものをとにかくノートに書き連ね、自分なりに間取り図を書いてみました。
とにかく自分の思いだけで作った間取り図でしたので、実際には大分変わっちゃうんだろうな... とある程度の妥協は必要だと覚悟はしていたのですが、作ってもらった図面をみてびっくり、自分が考えたイメージのままだったんです!
厳密には、建物の強度の確保や、敷地内に収めるための寸法調整を行なってもらっているのですが、根本となる動線は一切変えず、自分が思い描いていたイメージに何ら反する変更がなく、自分の想いを汲み取っていただいたことは本当に嬉しかったですね。
室内は明るく冷暖房いらず
食事を作りながらお子様の勉強も
住んでみて一番感動したのは、南からの日当たりでした。南側に大きな窓を設けたおかげで、昼間は灯りをつけなくても室内には十分な光が差し込みます。
冬場は、沢山の陽が入るおかげで、室内は暖かく暖房要らずです。コタツは出しましたが、暖房をつけないと寒くていられないといったことはなかったですね。
夏場も、家の側に用水路があるせいか、いつもゆったりとした風が吹いています。窓を開けると風が家の中に入ってきて、一番暑い時期でなければ、窓を開けるだけでも快適に過ごせています。
憧れだったキッチンスタジオも使い勝手が良く気に入っています。食事を作りながら子供たちの勉強を見ることができ、思っていた以上に暮らしやすくなったと実感しています。
日々の生活を考えた
女性目線での提案
家自体にはたくさんの願望があったのですが、外構アプローチ周りについては全く考えがありませんでしたので、日々の暮らしやすさと、将来的なところを見据えた今枝さんからのアドバイスはとてもありがたかったです。
例えば、家の前の駐車場から出入りしやすくするため、駐車場の横の柵に小さな門を設けるようご提案いただきました。
まだ出来てもいない家での生活をイメージして動線を考えるのは難しかったので、アドバイスはとても参考になりました。おかげで車からの荷物の出し入れを最短距離で行えますし、雨の日は濡れずに車から乗り降りできます。
もうひとつ気にいっているのが、玄関横に設けた自転車置き場と、そこにつながるスロープです。今現在、自転車はないのですが、将来的に必要になると言うことで、テラスの横に自転車置き場を設けてもらいました。雨の日に自転車が濡れないようテラスの屋根が自転車置き場まで覆っています。さらに緩やかなスロープのおかげで、ストレスなく自転車を敷地に入れることができるようになりました。
日々の生活を、女性目線で見た考え方はすごく良かったです。
今枝さんが女性であったこともあり、とても話しやすかったです。
最初のきっかけは両親からの勧めでしたが、家が建った今、こんなに親身になって話を聞いてくれた今枝さんに感謝しています。賀真田工務店にしておいてよかったと実感しています。